鏡野町のお客様宅にレースカーテンの取付に伺いました。

長年使用したレースカーテンの取り換え。
今まで同様、レースカーテンの裾が折り返されていないものを。とのご要望でした。

通常、カーテンは裾を折り返しす「裾ダブル折り返し」という縫製がされています。
今回のように、裾を折り返さず、ウエイトテープをウーリー糸で巻き込んで仕上げることを
”ウエイトウーリーロック”と呼びます。

薄手でデザイン性のあるシアーカーテンの場合、
裾を折り返すことでデザイン性が損なわれることがあります。
また、タテストライプデザインのレースカーテンの場合、
裾の折り返しで柄がズレると見栄えが悪いときなどにもこのウエイトウーリーロックを使用します。

「裾ダブル折り返し」と比べて「ウエイトウーリーロック」は耐久性の面では劣りますが、
カーテンはインテリアという側面もあるので、裾が風で揺れてふんわりと軽やかなウエイトウーリーロックはこれからの季節におすすめですよ。

通常、当店ではレースカーテンの裾は床から約2cm上がるように設定します。
しかし、ウエイトウーリーロック仕上げのレースカーテンの場合はふわふわと裾が揺れるため、
隙間をやや少なめに設定するほうが全体のバランスがよくなりますよ。

どうもありがとうございました！

【ふとんのとみながカーテン】