新見市のお客様より、カーテンのご相談をいただきました。
これまでお使いだったのは、お家を建てられた時に一緒に取り付けられていたカーテン。
「当時、自分で選んだのかどうかも覚えていないんです」とのことで、今回はしっかりとデザインにもこだわって選ばれました。

お部屋にはアンティーク調のリングレールが使われており、それに合うよう、重厚感のあるクラシカルなデザインのドレープをお選びいただきました。
落ち着いた色味と質感が、レールの雰囲気にもぴったり。ぐっと上品な印象に仕上がりました。

レースカーテンには、遮熱機能の高いタイプを。
室内の温度上昇の約70％は窓からの熱が原因といわれています。
近年の夏の厳しい暑さや温暖化の影響を考えると、遮熱レースの効果はとても大きいですね。
見た目の軽やかさと機能性、どちらも妥協しない選び方をされました。

厚手のカーテンをまとめるタッセルは、もともと使われていたロープ状のものが新しいカーテンにもよく似合っていたため、そのまま活用。
共布（同じ生地で作った）タッセルもお作りし、「気分を変えたいときに使ってみてください」とお渡ししました。
無理にすべてを新しくせず、今あるものをうまく活かすことで、より自然にお部屋になじむ仕上がりになりました。

【ふとんのとみながカーテン】